計画図面及び仕様、規格などを基にお客様と打ち合わせを行い、お客様のneeds(要求、需要)に応えるように設計(部品の選定、構造設計、電気設計)を行います。 設備の環境、運用状況などを考慮し、また、配電盤の構造や形状などを検討して、CADシステム(GMM,AUTOCAD)で図面を作成しております。 お客様の使いやすさを考え、安全で信頼できる製品の提供ができる設計を行っております。
設計された配電盤の筐体(箱枠)を造る作業が製缶です。 初めに設計からの図面を元にCAMの打ち込み、データ化を行い鋼板、鋼材等の切断、工作機械による自動加工、曲げ作業を行います。 さらにそれらの部材を溶接接合し箱枠の形成をします。
設置環境に合わせた塗装作業を行います。
下処理を行い、その後指定色により下塗り、中塗り、上塗り等の工程の後、焼付乾燥の作業を行います。
国家資格(技能検定2級以上)所有の作業員が、設計より作成された図面によって塗装完成した筐体・固定板に部品を取り付ける為の穴加工をし部品を取り付け、端子間の配線をします。 組立完了後、製作図面・点検表により、工程内のチェックを行い検査へと引き継がれます。
検査員は製作完成品に対し、配電盤の検査規格・お客様からの指定規格・仕様書により検査を行います。 また、構造・操作性(誤操作による電気的被害)などお客様の立場から設計と協議し、信頼性が高く、より良い製品を目指して検査を行っております。